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土門拳記念館を訪ねる旅

酒田市写真展示館

2016年9月、山形県酒田市にある「土門拳記念館」を最大の目的に山形へ。

ここは主に写真家土門拳氏の作品を展示しており、以前から一度は行ってみたいと思っていた場所です。

こちらも以前から訪問したかった場所、羽黒山五重塔、山居倉庫を訪問しつつ「土門拳記念館」を目指しました。

 

国宝羽黒山五重塔

酒田市の手前、鶴岡市の羽黒山に立ち寄りました。

時間の関係で山頂までは行かず、国宝羽黒山五重塔まで。

「随神門」から「継子坂」を下り「祓川神橋」にさしかかると「須賀の滝」が見えてきます。

さらに進むと「爺杉」があり、「爺杉」の向こうに「国宝羽黒山五重塔」が見えてきます。

五重塔までなら往復20分~30分ほど、山頂まで行くとなると、五重塔から一の坂、二の坂、三の坂を50分ほどかけて登ることになります。

念願だった羽黒山五重塔を見終え、次は酒田市へ。

 

山居倉庫

酒田市は海運で栄えた街。

その象徴でもある「山居倉庫」を訪問しました。

そして、同じ酒田市内の「酒田市写真展示館」、念願の「土門拳記念館」へ。

 

土門拳記念館

日本最初の写真専門美術館。

学生時代に土門拳氏の写真集「ヒロシマ」、「筑豊のこどもたち」、「古寺巡礼」などを見る機会があり、見入ってしまった記憶があります。

そして、今回、記念館を訪れて改めて写真に惹き込まれました。

カラーではなく白黒、デジタルではなくフィルム、それなのに、今まで動いていたかのような、そして、今にでも動き出しそうな人物の写真。

写っている人の心まで感じられるような写真。

「筑豊のこどもたち」で写っているこどもの表情は実に素直で、身構えることなく、取り繕うことなく、複雑な思いが表情に表れていて、見れば見るほど色々考えてしまう。

デジタルで綺麗な映像や画像が誰でも手軽に撮れる時代ですが、そんな技術でも及ばない何かがあるのでしょう。

どんな最先端のITでも及ばないもの。

技術ではないもの。

本当はそういったものを大切にしなければならないのだと、改めて実感しました。

土門拳記念館、年に何回か展示物を入れ替えていますので、再び訪れたいと思います。

 

晴れの日の米沢市

この年三度目の米沢訪問で初めての好天日。

やっと米沢の写真が撮れました。

8月初旬に訪れた際には上杉博物館のエントランスに大きな能舞台があったのですが、9月初旬、この写真を撮影した際に訪れるとエントランスにあったはずの能舞台が無い!

「あれっ、先月来たときに能舞台があったのに・・・」と話していたら、近くに居た地元の方が「能楽の祭典で使うので移動したんですよ。」とのこと。

てっきり、解体して運び出したのだと思っていたら、なんと、ホバークラフトの原理を利用した移動方法で移動しているとのこと。

重厚で立派な能舞台が浮き上がって移動するとは・・・

何気にすごいものが上杉博物館のエントランスにあるのです。

 


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