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2017 年 4 月

お金と物ばかり、人の心はどこへ

さいたま市に住んでいた頃、車で大分県を旅行した際にガソリンスタンドで、「お客さん、埼玉から来たんですか!?」と言われたことがありました。

車の大宮ナンバーを見て気付いたのだなと思い、「大宮知ってるんですか?」と聞くと、「浦和レッズの本拠地ですよね、知ってますよ。」とのこと。

「大分にもトリニータありますよね。」などとサッカーの話をしましたが、旅先で地元を知っている人がいると嬉しいものだなと思いました。

 

私はセルフのガソリンスタンドは好きではありません。

面倒なうえにお金とガソリンのやり取りしかないからです。

特に旅先ではセルフは避けます。

フルサービスのガソリンスタンドであれば、リッター1、2円程度しか違わないのに、お金とガソリンのやり取りだけでなく、人との会話、窓拭き、ごみ捨ても付いてきます。

お得でしょ?

ごみ捨てをお願いしたことは人生一度もありませんが、

窓を綺麗に拭いてもらったら嬉しくてたまりません。

私にとってこの嬉しさはリッター1円、2円以上の価値があります。

 

さいたま市に住んでいた頃、近くにあるフルサービスのガソリンスタンドの従業員さんが、実に綺麗に窓を拭いてくれていました。

その人だけでなく、誰であっても綺麗に拭いてくれる。

そのガソリンスタンドのポリシーなのでしょう。

いつも洗濯機で洗った雑巾を用意しているようで、すべての窓を綺麗に拭きあげたらその雑巾は洗濯機へ。

拭き残しなどなく完璧に拭きあげてくれるので、それが気持ち良くて頻繁にそのガソリンスタンドを利用していました。

 

先日、板橋区に用事があり、帰り際久しぶりにそのガソリンスタンドを利用しましたが、相変わらずお見事でした。

まるでF1のピット作業の如く、1人がガソリンを入れ、2人が両側から窓すべてを拭きあげ、あっという間に次の車へ。

気持ちのよい仕事振りと綺麗な窓でさらに気持ち良くなり、帰りのドライブも気分良く無事帰宅。

いつまでもフルサービスのガソリンスタンドでいて欲しいですし、鶴ヶ島にもこのようなガソリンスタンドがあればな・・・・と。

 

なんだか、世の中、お金と物のやり取りばかりになって、他人のちょっとした心遣いに触れることが無くなってきたように思います。

他人の心遣いに触れないとなると、自分自身も他人に対して心を使わなくなるのでは?と危惧しています。

そんな中、ちらっと目にしたニュースに、コンビニ業界でセルフレジ導入を検討というものが。

これでまた、人の心を必要としない場所が増えることに・・・

自分一人だけでお金と物のやり取りをして、人を介せずに完結してしまう。

そこに人の心のやり取りは無い。

人件費削減によって儲けが増えたり、価格が安くなるなどのメリットがあるのでしょうが、数値にはできない目に見えないメリットを失うような気がします。

人とのやり取りが無いということは、人の心を考える必要がないということ。

それが当たり前になり、人の心を考えない人ばかりになると世の中どうなるのか。

少なくとも良くなるとは思えません。

 

大分県でセルフのガソリンスタンドを利用していたら、大分の人とサッカーの話をすることなどなかったでしょう。

今でも大分のガソリンスタンドでの出来事を覚えているのは、そこに人が居たからです。


埼玉から近くなった江ノ島・鎌倉

友人提供の宿泊券が2016年9月下旬で有効期限切れとなることから、慌てて計画した1泊旅行。

1泊なので遠くまでは行けず、選んだ旅行先が江ノ島・鎌倉。

圏央道が開通し鶴ヶ島から1時間で行ける場所でありながら、今まで訪問したことがありませんでした。

夏も終わりかけた平日にもかかわらず結構な混雑でしたが、埼玉の真ん中で暮らす私にとって、海はとても新鮮な印象でした。

 

まずは車を駐車し江ノ島から

江ノ島・鎌倉を車で巡るのは無謀でしょう。駐車場を探すのに時間がどんどん過ぎてしまいます。

まずは江ノ島近くの「江ノ電駐車センター」に駐車し、江ノ島を散策。

この「江ノ電駐車センター」に駐車すると、5時間分の駐車料金と2人分の江ノ電フリー切符がセットで2,000円になります。

詳しくは江ノ島電鉄のホームページ

江ノ島電鉄ホームページの「おでかけ情報」ページ、「お得なチケット」の中の「パーク アンド レールライド」をご確認ください。

 

江ノ電フリー切符が活躍する鎌倉散策へ

江ノ島散策を終え、江ノ電駐車センターに車を止めたまま江ノ島駅へ。

お得なチケット「パーク アンド レールライド」を利用するには駐車券をお忘れなく。

駐車券を持ち江ノ島駅で料金を支払いフリー切符を受け取ります。

鎌倉は学生時代に来たことがありますが、記憶が・・・ということで、初めての人が行くであろう大仏と鶴岡八幡宮へ。

こちらも混雑、しかも外国人観光客が多い。

鎌倉大仏ではしっかりと大仏胎内まで拝観してきました。胎内の拝観料20円です。

 

夕食は地元の食材を使った日本食

散策後の江ノ電は眠いこと眠いこと。

心地良い疲れとともに江ノ島駅近くの「日本食 ゆうがた」というお店へ。

こちらのお店で地元の魚、野菜を使った料理を日本酒とともに楽しむつもりでしたが、江ノ電の駅から近い鎌倉プリンスホテルの予約が取れず、大磯プリンスホテルとなったため、車の運転が・・・

宿泊券は友人が提供してくれたものなので、友人にお酒を楽しんでもらい、私が運転することに。

「日本食 ゆうがた」のカウンター席でご主人の仕事振りを見ながら夕食をいただきました。

一品一品丁寧な仕事で作られた料理は実に綺麗で美味しかったです。

今度は日本酒とともにいただきたい。いいお店を見つけました。

 

ちなみに、料理の写真はありませんよ。

私は食事中にスマートフォンをいじりませんのでね。

「日本食 ゆうがた」のお料理とお店の雰囲気はホームページのまんまです。

見てみてください「日本食 ゆうがた」のホームページ

 

部屋の窓から海が一望

夕食を終え大磯プリンスホテルへ。

夏休みには大いに賑わったであろうホテルですが、この日は静かなものでした。

朝は早めに起きて目の前の海の景色を楽しみました。

 

友人が仕事のため朝食後すぐに帰路へ。

宿泊券の期限ぎりぎりで慌てて計画、さらに翌朝には帰宅という短時間の1泊旅行にしては実に内容の濃いものでした。

 


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