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2016 年 5 月

「国道299号で暴走行為」に驚き

埼玉新聞に「峠のカーブで暴走行為、死亡事故も発生 飯能署、安全対策を強化」という記事がありました。

てっきり、走り屋に人気の正丸峠かと思いきや、国道299号とのこと。

今年だけで死亡事故が3件、スピードの出し過ぎが原因で、カーブを曲がり切れずに立木に衝突といった事故らしいです。

制限速度40キロの道路で時速100キロ以上の速度を出すことにも驚きですが、国道299号を選ぶことにも驚きです。

国道299号は緩いカーブが連続する単調な道で、運転していて眠くなるくらい退屈を感じる道で、秩父、山梨、長野などに行く際に通行はしますが、できれば避けたいコースになっています。

※意見には個人差があります。

なので、そんな道を選んで暴走行為をすることに驚きというわけです。

 

日本には暴走せずとも、普通に走っていて楽しい道がたくさんあります。

スリルを味わいたいのなら、車1台がやっと走れるくらいの細い道、片側は崖、ガードレールもない、という道を走ってはどうでしょう。

国道299号を暴走するより楽しいですよ。

 

北海道を自分の車で走る。

目的地、宿泊地など決めずに、東北を一周してくる。

そういう楽しさを知らずに、単調な国道を暴走して満足している・・・

ある意味、気の毒です。

 

まぁ、国道299号のように整備され、幅も充分、カーブも緩く、単調な道を高速で走り抜けたところで、何の自慢にもなりません。

やるならラリーを本格的にどうぞとおすすめしたいですね。

日本ではあまり知られていないラリー。

今話題の三菱自動車や社名をSUBARUに変更する富士重工がWRC世界ラリー選手権で活躍していました。

トヨタもマツダもラリー経験のあるメーカーです。

これだけのメーカーが揃っていながら、車の楽しさを正しく伝えられていないのが残念。

こういったこともあり、単調な道で単にスピードを出す走り方にしか興味がわかないのかもしれません。

 

ちなみに、最近、国道299号、国道140号を使わずに秩父へ行くようにしています。

埼玉県唯一の村、東秩父村を通り、彩の国ふれあい牧場で絶景を楽しみ、長瀞、秩父へ抜けるコース。

彩の国ふれあい牧場からは関東平野が一望、さらに、今の季節、5月中旬にはポピーが一面に咲いている絶景も楽しめるはずです。

ただ、道路は国道299号のように幅広く単調ではありませんので、多少気を張って運転することになります。

その分、眠くなることはありませんし、ちょっとした達成感も感じられるでしょう。


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