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Googleマップの信頼性、不特定多数のユーザーに任せて大丈夫??

私の中で、Googleマップへの信頼性が低くなりつつある。

というのも、Googleマップを見ていてこんなものを見つけたからです。

道路上に名所のマークがあり、「ん?、道路上に何が?」と思い調べてみると、

どうやら、あるテレビ番組で出演者がへまをした地点とのこと。

そのテレビ番組を知らない人、知っていても見ていなかった人、その場面を見ていなかった人にとってはまるで意味がわからない。

そもそも、そんな地点を公共の地図に地点登録しても、多くの人の利益にはならない。

そして、こんなことができてしまうGoogleマップ、どうかしている。

 

Googleとしては、善意の協力者によって地図上に無い店や名所を登録してもらい、より充実したマップにという考えなのでしょうが、世の中、善意の者ばかりではありません。

公共の地図という認識すら持たずに、面白半分で好き勝手なことをする輩は必ず存在します。

もしかしてGoogleは、地図を作成することの大変さや難しさが身に染みてきて、もう投げ出したいと思っているのでしょうか?

住宅地図で有名なゼンリンなどは、実際に調査員が街を歩いて地図を作っています。

ITを駆使できるGoogleでさえ、ゼンリンのような地図を作ることはできないということなのでしょう。

 

そして、最近、Googleマップで地元の地図を見ていたところ、またもや間違いを発見しました。

コンビニエンスストアの店名と住所は正しいのに、地図上のポイントがまるで違っている。

さらに、まだ建物すら完成していない大型電器店が、さも開店営業しているかのように地図上に表示されている。

多くの人が見るであろう地図なのに、この状態で良いのでしょうか?

なぜ、このようなことが起きるのか?

それは、不特定多数のユーザーにその権限を与えてしまっているからでしょう。

Googleマップに表示されていない店や名所などを登録すると、そのユーザーにポイントが与えられるシステムがあります。

ポイント的には大した数値ではないし、そのポイントで得られる特典も私からすれば大したものではありません。

しかし、そのポイントや特典欲しさに、地図に必要もないものを登録したり、不正確なものを登録したり、ありもしないものを登録する者がいるということです。

こんなことを続けていてはGoogleマップは役に立たなくなってしまう。

Googleマップを使ったカーナビや、自動車の自動運転だって不正確なものになってしまうでしょう。

やるならやるで、ユーザーが登録した地点が本当に正確な情報なのかの裏を取る必要があります。

情報が多くても、その情報自体が不正確であればまるで無意味です。

情報は量だけでなく、その質も重要です。

正確な情報かどうかの裏が取れないのであれば、今のようなやり方はすべきではありません。

地図というものの重要性と、情報の質をもう一度考え直して欲しいところです。

 

そして、我が街の間違った情報はどうなったかというと。

間違った地点に表示されていたコンビニエンスストアは、マーカーを正確な位置に移動。

2018年1月開店予定の、まだ建物すら存在していない大型電器店は削除。

といった申請を善意の協力者が行いました。

ポイント欲しさだか何が目的だか知りませんが、Googleマップに不正確な情報や未来の情報を載せるのはやめてもらいたい。

今現在の正しい情報を載せるのが、日常使われる地図というものでしょう。

 


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